琥太朗ブログ

色んなことをちょいちょいスピリチュアルな視点で捉えてみる話…てかオカルト的…陰謀論的な話とも云う。

MENU

神社巡り 「津島神社」編 天王信仰の総本社 「疫病・厄難災除け」の御神徳あり!って知らなかったのに、今の時期に図らずも疫病よけ参拝しちゃう僕

 先日、所用の為、実家のある愛知県に戻った時のこと。

 現在リゾバ先が北陸石川県の為、愛知県に戻るのにはそれなりのエネルギーが必要です。何時間も掛けて愛知県に戻って、ただ単に実家に寄るだけってのもなんだなぁ~と、ちょっと考えました…。

 

 「…神社行きたいなぁ~、でも少し前に愛知県では絶対的存在の神社『熱田神宮』行ったしなぁ~…⇩

kotaroh.hatenablog.com

 …なるべくなら大きな神社行きたいんだよなぁ~……『神宮』『大社』『一宮』クラスの神社が良いよなぁ~、でも愛知県には『大社』ないしなぁ~…『一宮』だと愛知県一宮市の『真清田神社』か~…、でも実家からは少し距離があるしな~……… 

 っ!実家から近い所に『総本社』!『大社』『一宮』に並ぶような括りの『総本社』『総本宮』があったやんっ!

 『津島神社』!!」

 ってことで子どもの頃以来の参拝をしてまいりました。

 

kotaroh.hatenablog.com

神社 「神宮」「大社」 - 琥太朗ブログ

神社 「一宮」 - 琥太朗ブログ

 ところで「津島神社」と云われてもピンと来ない方も多いですよね。神社界での「総本社」と云えど「津島神社」の名は全国に轟いてはいないと勝手に思っている僕です。そんなことないのかな…。

 「スサノオ」を祀る系の神社の中に「天王信仰」というのがありまして、その総本社がここ「津島神社」な訳です。全国に約3,000社ある「天王信仰」の元祖、総元締め的な神社が愛知県にあるんです。

 「スサノオ尊」を祀って崇敬する神社には、「祇園さま」で有名な八坂(祇園)信仰総本社の八坂神社(京都府)や氷川信仰総本社氷川神社(埼玉県)などがあり、そんな「スサノオ尊」崇敬、信仰のひとつに「天王信仰」というのがあるんです。その総本社が愛知県にある「津島神社」。

 自宅から近い距離に鎮座していたら行かない手はないですよね。てか正直言うと、行ったことがあるのは確実なんですが、なにぶん子どもの頃であって神社にこれと言って興味のない子どもの僕は、ただ「天王祭り」というお祭りに付き物の出店、屋台にのみ興味が行っていた時代であって、神社を参拝したという記憶がほぼ無いに等しかったんです。神社の映像が全く頭に浮かんでこない…、これを機会に神社好きにはあるまじき汚名挽回も兼ねて改めて参拝しておこう!と思った次第です。

 

 場所は「愛知県津島市神明町1」。

 名古屋駅から20km程。車だとおよそ30分位の名古屋市西側に位置しています。

 電車だと名古屋駅から名鉄津島線津島駅下車、徒歩15分の所。

 今回、神社モードの僕は動きやすいレンタカーで移動しました。津島神社以外にもブックオフ巡りもしたくて…。 

f:id:kacys2850:20200326192205p:plain f:id:kacys2850:20200326192757p:plain

 と云うことで、お昼前には目的の「津島神社」に到着。子どもの時以来の「津島神社」。やっぱり憶えてませんでした。初詣の薄暗い人混みのなか、やっとのことで辿り着いたお賽銭箱の映像しか思い出せない…。

 

 写真たくさん撮ってきました。

f:id:kacys2850:20200327044843j:plain


 立派な楼門。

f:id:kacys2850:20200327044926j:plain

 

 境内はこんな感じ。

f:id:kacys2850:20200326190604j:plain

 

 御由緒読むの好きです。

f:id:kacys2850:20200327042343j:plain

f:id:kacys2850:20200326190737j:plain

 

 こっちの南門が正門らしいです。さっきの楼門の方が立派で正門っぽいけど。

f:id:kacys2850:20200327044318j:plain


 天王信仰総本社ということで境内はやっぱり広いです。
f:id:kacys2850:20200326190824j:plain

 

 摂末社ほとんど回ってきました。

f:id:kacys2850:20200326190904j:plain

f:id:kacys2850:20200326190952j:plain

f:id:kacys2850:20200326191033j:plain

f:id:kacys2850:20200326191106j:plain

f:id:kacys2850:20200326191147j:plain

 

 僕の好きな神様 大国主命もいました!

f:id:kacys2850:20200326191237j:plain

 

 拝殿、本殿の後ろ側も…。奥の方に本当の……というオカルト思考がついつい足を向かわせます。

 

f:id:kacys2850:20200326191313j:plain

 

 境内回ってみて、既視感もなく…子どもの頃に初詣に連れてきてもらった記憶は確かにあるんですが、やっぱり今回初めて見た境内だなとしか思えませんでした。

 「天王祭り」として天王川公園に行っていた記憶の方が圧倒的に強い…。子どもの頃の僕は全く神社に惹かれていなかったんだなぁと改めて認識できました。

 とは云え、この広さ、総本社という格式など、きっかけが全くもってただ単にふっと思いついての参拝でしたが、今参拝出来たことが本当に正解な氣がして…良かったなぁと思いました。

 

 ということで、恒例の神社あれこれを…

津 島 神 社

 主祭神 建速須佐之男命
 相殿神 大穴牟遅命大国主命

 主祭神 建速須佐之男命となっています。江戸時代までは神仏習合の影響で「牛頭天王」を祭神として「津島牛頭天王社(津島天王社)」と称されていたそうです。

 後の明治の神仏分離によって「建速須佐之男命」の「津島神社」に改められてから現在でも「津島の天王さま」と呼ばれ、「津島神社」の祭りである「尾張津島天王祭」としても「天王」の名が残っている。

 

 で、そもそも「牛頭天王」って!?

 簡単に云うと「スサノオ尊」の別名です。

 「スサノオ尊」って云うと、八岐大蛇退治とかお姉さんがアマテラス大神であって三貴神の一人とか神話の色んな場面に登場するスーパーヒーロー&ダークヒーローだったりする訳です。

 そんな数々の武勇伝、逸話のなかに「蘇民将来」の伝承ってのがあります。聞いたことありますか!?

 津島神社公式ホームページより引用してみます。

備後風土記(蘇民将来逸話)
昔、北の海居られた武塔神が、南の海に妻を探しに出かけた折日が暮くれて宿を探していたとき、その地に蘇民将来・巨丹将来という二人が住んでいた、弟の巨丹将来は裕福であったが宿を断り、兄の蘇民将来は貧しかったが持て成しをした。
後に武塔神は八柱の子を連れての還り道、蘇民将来の為報いようと、蘇民将来と女子二人に「茅の輪を以て腰の上に著けしめよと」教え、その夜三人を残し全ての悪疫を退治した。
残った蘇民将来等に「自分は速須佐能雄能神である、後の世に疫気あらば、『汝蘇民将来の子孫』と云って、茅の輪を腰の上に著けなさい。
そうすれば家人は厄疫から免れることができる。」と言い残した。
この逸話により「疫病・厄難災除け」の神として古くから信仰されてきました。

 引用元:津島神社

 

 という感じのスサノオ牛頭天王の伝説。

 各地から神札を貰い受けに来るなど天王信仰の中心的存在であった「津島神社」から勧請、分祀した神社が東海地方を中心に増え、天王信仰全国約3,000社の総本社「津島神社」であるということです。

 「疫病除け」の側面を知らずに、ただ単に「津島神社」行こうっ!ってなった僕って…このタイミングで「疫病除け」の御神徳のある神様を参拝する僕って「持ってる」としか…w。

 神社好きな僕なんですが、「縁結び~」とか「厄払い~」とかいわゆる御利益にはあんまり関心がなくて…なんていうかあの神社独特の雰囲氣だとか佇まいに惹かれたりが好きなのであって、御神徳とか御利益とかあんまり調べないんです。参拝した時に売ってる御守りなんかを見て「あっそんな御利益あるんだ~」みたいな感じなんです。

 そんな感じの僕がコロナな今、疫病除け御神徳の神社に…。サイン…。前振り…。人間万事塞翁が馬…。

 

 まだ愛知県が「不要不急の…」自粛要請ってなってない時に参拝してきた訳です。もしやこの参拝のおかげで !?…全く持って体調万全な日々を過ごしている今日この頃です。感謝。

 

 困った時の神頼みって云うし、自宅待機が多い昨今、みなさんも自宅の近くにスサノオ尊系の神社があれば、人の少なそうな時間帯にでもちょっとだけ外出してお参りしてみるのも良いかも知れませんね。

f:id:kacys2850:20200402095922p:plain


 
 今日もありがとうございました。