琥太朗ブログ

色んなことをちょいちょいスピリチュアルな視点で捉えてみる話…てかオカルト的…陰謀論的な話とも云う。

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アニメ「昭和元禄落語心中」一氣観。 落語ファンの氣持ちが分かるようになる。

 友人に「『昭和元禄落語心中』良いらしいですよ。映画化もされるみたい。」と薦められて、観てみたら、一氣観してしまいました dTVヘビーユーザーの僕です。

 

 

 

 本作品「昭和元禄落語心中」の配信情報は2018年10月23日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。

 

 原作は雲田はるこさん。

 アニメは第1期 2016年1月から3月、第2期 2017年1月から3月放送。

 

 アニメファンのみならず、落語・音楽業界からも大絶賛されたらしいので、既に観た人も多いはず。2017年1月から放送されていたようですが、僕は今回が初見...。

 dTVコンテンツでは何度か目に入ってはいて、存在は知っていたんですが、観てみようという氣は全くありませんでした。

 その理由というのは、正直「落語?同じ話を聴いて、何が面白いん?」という感覚を抱いており(すみません...)、特に観てみようと掻き立てられるものもなく...。

 「落語」にはコアなファンがいることも承知してますが、僕には「なんで!?」って感じで全く理解出来ませんでした。

 あっ!その昔、TOKIOの長瀬メンバー......君とV6の岡田メッ...君が出演している「落語」をテーマにしたテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」も最初の方は観ていたものの、全部観た記憶がない...。

 

 

 で、今回、友人からの情報もあって、もう一度、「落語」に触れる機会到来というサイン的意味として捉えて観てみることになった次第です。

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 今回観たアニメ「昭和元禄落語心中」は2期で完結しますので、続きのまだある連載中の作品を敬遠したい人にもオススメですw。

 第1期 第1話50分弱、第2話~第13話が25分弱。

 第2期 第1話~第12話が25分弱。

 なので650分(11時間弱)で一氣観できます。

 

 で、感想は...

  • 落語についての理解度が深まった。「前座」「二つ目」「真打」「名跡」などその他諸々。
  • 落語コアファンの心境がなんとなく分かった氣がした。
  • それぞれの登場人物の性格、長所短所、それに至った経緯、心境の変化など、描写が細かく、人間の嫌な部分も偽り無く表現されていて、物凄く伝わりやすかった。
  • 落語家が饒舌で噛まないことに、凄さ、羨ましさを感じたw。
  • 子どもの無邪気さの表現に好感が持てた。

  

  

 こんな感じ。

 

 

 メインキャストである八代目 有楽亭八雲の人物像が、僕が読者になっているブログで、落語家の桂歌丸さんが亡くなった際に書かれた記事を読んで得た情報と類似しているなぁ~と思いました。もしかしてモデルは歌丸師匠!?parupuntenobu.hatenablog.jp

 

 と思ってましたが、こちらにその辺りを解説してる方がいましたので...

八雲師匠のモデルについては、作者である雲田はるこさんが6代目三遊亭圓生(さんゆうてい えんしょう)をモデルの一部にしていると明言されています。

作者は名言されていませんが、「遊郭育ち」「アタシなどの言葉」から、桂歌丸さんと重ねて見ている方が多いため、恐らく、桂歌丸さんもモデルの一部とされているのでしょう。

 引用元:ドラマ・昭和元禄落語心中の八雲の実在のモデルの落語家とは? -えむえむNEWS-えむえむNEWS

 

 「落語」って「言葉」「仕草」「表情」で一人何役もこなして、聴いている人の頭の中にその場の状況をイメージとして描かせ、しかも笑わせる。並大抵の稽古・努力では身に付かない芸当な訳です。...と思います。

 英語なんて論外、日本語でさえカミカミの僕からしたら、天の上の......

 

 以前「言葉」に関する記事⇩を書いていたこともあるんですが、「落語」は「言葉」によって、人々を楽しませたり、共感させて助けたり、救ったりする「良い方」の使い方の代表的な例だよなぁ~と思いつつ、また、三次元物質世界の人間だからこそ味わうことの出来る独特の文化だな、と思った次第です。 

 

kotaroh.hatenablog.com

 

 物語は世代交代、老い、死など、時代経過が結構な範囲で扱われています。

 「落語」が好きで好きでしょうがない人、残された道が「落語」しかない人、「落語」に対しての姿勢が違った者が交わることによって、色々と氣付きもあり~ので疑似体験させてくれます。

 スピリチュアル要素の項目にも該当する、誰しもが一度は考える人生の出来事、生き方、死生観などの一つのパターンとして見られると思います。

 古き良き時代の町の風景、着物、袴なんかも出てきて、人によっては惹かれる感じの見所も見つかるかも知れません。

 僕なんかのように「落語」に興味の無かった人でも、このアニメを観るだけで「落語」の基礎知識も得られ、日本の伝統芸能として知っておくのも良いかと思いますのでオススメです。

 

 映画化じゃなくてドラマ化でしたね。そして今やってた・・・。 

 

 今日もありがとうございました。