琥太朗ブログ

色んなことをちょいちょいスピリチュアルな視点で捉えてみる話…てかオカルト的…陰謀論的な話とも云う。

MENU

ブライアン・L・ワイス著「前世療法」シリーズ スピリチュアル好きじゃなくても読み易く「へぇ~っ!」っなってしまう秀逸な一冊。

 以前書いた記事「海外ドラマ『アウトランダー』を観て…」⇩の中で「過去生」のことについてちょっぴり触れたんですが、スピリチュアルに興味がある人のご多分に漏れず、僕も当然のように「輪廻転生」「前世」「過去生」に真実味を感じてしまっている訳です。これぞ真理じゃね !?って。 

 

kotaroh.hatenablog.com

 

 輪廻転生説に興味を持つと、前世や前々生、前々々生、もっと前のいくつもの過去生という概念に辿り着きます。更に過去生関連を掘り下げていくと「前世療法」という言葉を目にすることもあります。 

kotaroh.hatenablog.com

 

 今回はこの「前世療法」について記事にしようかな、と。

 

 では…

 

 「何故だか分からないけど、〇〇を見ると恐い…」

 「何故だか分からないけど、〇〇という悪癖が治らない…」

 「何故だか分からないけど、〇〇な人を見ると腹が立つ…」

 

 …本人以外の人から見ると「なんでそうなるの!?」てな感じの奇妙に見えるような行動をとってしまうなど、その人独特の…当の本人でさえ謎な、「!?」状態の感情や観念が沸き上がってしまうことって誰しも一つや二つ持っているんじゃないかと思います。

 

 こういった反応や行動(症状)が重度になれば、日常生活に支障を来してしまったり、パニック障害自傷行為のような命に危険が及ぶような本人やその周りの人にとっても重大な問題となってしまうケースさえもあります。

 

 いわゆる精神病と云われるような症状の対処方法のひとつに精神科や心療内科に掛かるという選択肢があります。今でこそ躁鬱病やらメンタル系の病氣の認知度も上がって、精神科とか心療内科に掛かることに抵抗が無くなって来てはいますが、一昔前までの世間体を氣にして「精神科に掛かかっている」ということさえ隠したがる傾向もあった時代には「対処する」ということさえしなかったケースもあったんだろうなとも思います。

 

 たとえ対処として医者に診てもらったとしても、医師ではない僕の素人的立場からだと、精神科の医者に診てもらい薬を処方してもらって…あくまで僕の推測ですが…医師の方もピンポイントで原因を突き止められない限りは薬を処方するといった対処方法などをとって経過を診ていくしか正直なところ方法が無いんじゃないかと思います。ほんとにあくまで僕の推測です…。薬によって感覚を麻痺させ、症状を軽くした様に見せ掛け、経過を見守って、あわよくば「時間薬」が功を奏する場合の恩恵に授かれれば…くらいのレベルなんじゃないかなぁ、と。

 長いこと通院してもらえば儲かるし…これは陰謀論的な別問題w

 

 ただ、本人やその家族にとっては重大な問題であって、治ることを願わずにはいられない訳です。

 「症状」が全く無くなる方法があるのなら是が非でも手に入れたいと思っている反面、打つ手立てがなくて諦めている場合の方が多いのが現状ではないでしょうか。 

 

 目に見えないものを信じない傾向が強い現代人にとってはとても信じられない話かも知れませんが…本人にも医者にも分からない、この症状。実は「過去生での出来事」に原因があるとしたら……。

 

 「過去生」での経験が原因だった場合、それを思い出すことによって「過去生での出来事で既にその恐怖は終わったことなんだよ…今生では全く関係ないことなんだよ…恐がることはないんだよ…」的に、知ることによって、何故だか分からないけど強迫観念が無くなって症状も消えて全快してしまった!ということがあるようなんです。

 この過去生を知ることによって症状が消えるというのが「前世療法」と云われる治療法です。

  

 小さな子ども時代に経験して恐い思いをした、といった感じの同じ人生においての初期の体験でトラウマになっていることであれば「〇〇をしたら、〇〇になって恐い(痛い)思いをした」的な思考回路が出来上がっていて、条件反射的に症状が出てしまう…なんてことは想像出来ますよね。

 防衛本能から記憶が封じ込められていて忘れてしまっているケースでは、催眠術(退行催眠)によって小さな子どもの頃の記憶を蘇らせる方法を実際に活用しているともいいます(催眠術はアメリカでの医療でも正式に認められて実際に行われてきた方法)。経験に基づいた事実認識から因果関係をはっきりとさせ、症状の回復に一役買ってくれることを期待して...。

 人生は一回きりで、その人生では初期くらいに経験したことがトラウマになってしまって……ただ、その記憶が埋もれてしまっている為に本人でさえも因果関係が釈然としない…だから、その記憶を蘇らせることによって因果関係が論理的に繋がるようにして効果を発揮させる...なんて筋書きであれば「無くはない」レベルには思えるのではないでしょうか!?

 

  この遡り具合をもっと進めた感じものが「前世療法」であって、従来一般的に子どもの頃まで遡るとされてきた「退行催眠」よりも、もっと前の記憶(別の人生)にまで突入、そこで経験した場面にまで遡って因果関係を知る、という方法な訳です。

 「原因となる経験」というのが、今の人生での経験ではなく、普段の日常生活では潜在意識下にしまい込まれている過去生の中にあるとしたら、顕在意識状態では顔を出すことも無く、意図的に自力で引っ張り出すこともままならない訳で、原因と結果を結び付けづらい、という理屈も分かりますよね!?

 何故だか分からない...治したいんだけど…どうしても治せない…目に見えるような立証された理論を学び切ったお医者さんの持つ知識では原因を突き止められない…挙句にはさじを投げてしまうような…打つ手が全く無いように見える症状に対して効果を発揮して、病氣が治ってしまうことがあるんだとしたら…そして、その鍵が「過去生」に潜んでいるとしたら…。

 

 興味沸きませんか!?

 

 ……とは云え「催眠術」って時点でもう眉唾物として離れてしまう人もいるかと思います。でも現在の真面目な医療でも実際に利用されているといった事実があることで、権威志向の強い人なら逆に受け入れやすくなっているかなぁ~とw。

 

 そんな人でも「今生の子どもの頃の忘れてしまっているかもしれない記憶」って位までなら、なんとか受け入れられますよね!?

 

 そうなんです。

 「前世療法」を信じるには、まず「輪廻転生」説を受け入れる必要があるんです。

 魂は永遠で…肉体は乗り物であって…肉体的な死は本当の死ではなく…って、あれです。

 f:id:kacys2850:20191211105433j:plain

 ある人のある過去の人生で、ある事が身に降りかかって、それが原因となって酷い死に方をしてしまった…その酷い死に方が苦い記憶として潜在意識に閉じ込められながらも存在し、今回の人生で未だ死んではいないものの、過去生での経験でトラウマとなった原因と同じような出来事が迫ると、次に迎えるであろう酷い死に方の感覚が呼び起こされてしまい、今生の経験だけからでは連想さえしないような何故だか分からない恐れが発動してしまう…。

 過去生で体験した原因と結果の方程式を理解することによって…今生の経験だけでは結び付けることが出来ない「因果関係方程式」を理解することによって、何故か症状が改善する、というケース。これを「前世療法」と云うんです。

 今のところこのメカニズムは解明されていなくて何故だか理由は分からないんだけど、治るんなら良いんじゃね!?って感じなんです、現状はw。

 

 この「前世療法」について非常に分かりやすく説明しているのが⇩のブライアン・L・ワイス博士の著書「前世療法」な訳です。 

前世療法 米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 (PHP文庫)

前世療法 米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 (PHP文庫)

 

 この本の中で、著者自身のものの見方が変化していった経緯を説明をしています。

 もともとゴリゴリの理系頭脳で実証主義で目に見えない世界なんて信じてもいなかった著者ワイス博士が信じるに至るまでの話、それを世に知らしめべく著作を発表するまでの葛藤など…現実主義者にありがちな疑問に対する答えなんかも分かりやすく書かれています。

 著名な精神科医現実主義者だった著者が自身の仕事を通して「魂は永遠」「愛」「調和」「死への恐怖の克服」「高次元存在からの叡智」などなどスピリチュアル系なことに目覚めていくように話は展開していきます。現実主義者の視点からの考察なのでスピリチュアルなことを胡散臭いと思っている人にも本当に分かりやすく読み易いオススメの本なんです。

 

 読書週間用に…ということで、最近ブックオフの100円コーナーでたくさん買い込んだ本の中に、僕の愛読書であり、誰かにプレゼントする用として常時手元に置いておきたいと僕が勝手に思っている本である、この「前世療法」も含まれていたので再度読んでました。

 今回で4回目かな…読む度に新たな感想を抱くのも読書の良い所だな、なんて思いながら紹介したくなってしまいました。

 

 この本、結構なベストセラー本で、今現在僕の手元にあるのは「第54刷」ってやつでした(驚)。なので、たくさん市場に出回っています。なんならどこのブックオフでも100円コーナーにあるんじゃないかなと思います。

 Amazonマーケットプレイスなら「7円」っていうのからありました。送料の方が高いw…。

  因みに「誰かにプレゼントする用として常時手元に置いておきたいと僕が勝手に思っている本」は、前回記事で紹介した「アミ 小さな宇宙人」シリーズと今回記事の「前世療法」シリーズなんですが…現在「アミ 小さな宇宙人」シリーズは絶版中(!?)らしくて、断然「前世療法」の方が手に入りやすいです。

 

 くどいようですが、スピリチュアルに興味ない人、スピリチュアル系は胡散臭いと思っている人でも読み易く、面白く読めると思いますので超オススメです!

 

 「前世療法」の続編、シリーズものも結構ありますので紹介しておきます。

 

 

 あっ!因みに自分の「前世」を知りたいな~と思った人は「ヒプノセラピー」でググってみてください。

 近くに「前世」を見せてくれる専門の人が居るかも知れません。

 

 今日もありがとうございました。