邦画「サバイバルファミリー」観た。 電氣が消滅した世界のサバイバルコメディ映画。災害時、電氣が使えなくなるかもしれない時の予習になるので、観ておくべきかもw。
どうも dTVHUBK です。
新時代突入…いかがお過ごしでしょうか!?
新時代と云えば、創造。
創造の前には破壊あり。
破壊と云えば、カタストロフィー。
カタストロフィー後には原始時代からもう一度やり直す…なんて話はオカルト・陰謀論界ではよく耳にするネタです。
今回はそんな状況になった時の一例とも云える「電氣」が使えなくなったシチュエーションの映画です。
邦画「サバイバルファミリー」。
2017年2月公開の日本映画。
脚本、監督は矢口史靖さん。「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」など、ヒット作を数々発表している方。どれか一つは観たことと思います。観たことある人は多分「面白かった!」という印象が残っているんじゃないでしょうか!?
この「サバイバルファミリー」もそんな感じ。面白いです。そしてハートウォーミング。
あらすじ…ネタバレあり
ある日、原因不明の停電が起きることによって、電氣によって成り立っていた現代生活のほとんどのことが機能停止してしまいます。
単純な停電なら、電池は使えて懐中電灯は使えたり、大きな施設などに装備されている非常用電源があれば、それなりに緊急対応は出来そうに思うんですが、電池も含む「電氣系統」全てが使えない状況であると判明します。
電化製品が動かない、スマホが充電できない、通勤に使っている電車も動かない、自動車ならガソリンだし動くんじゃないかと思いきや電気系統が駄目になってるので動かない、もちろんスマホ、パソコンも使えない、水道施設の水も電氣で動くポンプのため供給もままならない、水も食べ物も手に入れることが難しい状況になって行きます。
そんな中、主人公一家の奥さん(深津絵里 演)の実家のある鹿児島でなら生き残るチャンスがあるのでは!?ということで、取り敢えず行き先は決定。
しかし、飛行機も電車も自動車も動かない状況で、唯一の移動手段として「自転車」が活躍します。
時間経過と共に、お金やブランド品などが全く役に立たないことになっていく訳ですが、カタストロフィー後の価値観を垣間見させてくれる場面も多々登場してきます。
ここ何年もの間、大地震が来ると言われてますが、地球レベルのカタストロフィーは地震だけが原因とは限りません。
火山の噴火、大洪水、異常氣象など地球の表面上の問題だけでなく、宇宙にも目を向けると、隕石の衝突、太陽フレアや太陽風の影響、残虐な宇宙人が攻めて来るってこともあるかも知れませんw。
映画の最後の方で、停電の原因として「太陽フレアか彗星の異常接近か」と確かな原因とまでは言えないですが触れています。2003年に実際に起こった「北アメリカ大停電」をヒントにして製作されたということからも、現実に起こりえるシチュエーションかと思います。
劇中、食べ物、水の手に入れ方などの役に立ちそうな知識も出てくるので観ておいて損はない、というか観ておいたほうが良いんじゃないかな~、観ておくべきだと思いました。
また、鹿児島への道中、家族のありがたみや人間の本性など、せわしない現代社会で忘れがちになっていたことに氣付いたり、心温まる場面も出て来ます。そして、鹿児島へ到着した後、電氣のない昔の日本の生活のような、地域の住民が助け合って生きている、ホッコリとした古き良き時代の風景も描かれています。
電氣のない時の夜空が綺麗とか…も良かったな~!長野県、山梨県の山にいた時のこと思い出したw。
あっ!劇中に一箇所だけちょっと嫌な場面が…
お母さんが犬に襲われて、転落した時に足の骨を折ってしまいます。この時の「足の角度」………ひぃ~~!。
ザワザワと鳥肌立つのはこの上なく好きですけど、この場面の映像は正反対…ゾワゾワ感が(汗)。要らないんじゃ…。思い出してきた。
この「サバイバルファミリー」に登場する最強グッズである「自転車」。環境にもやさしく、エコで、それでいて徒歩の数倍もの威力を発揮する「自転車」って良いなっ!ってまた思ってしまいました。
因みに、ブラックアウト(停電)をテーマに扱った海外ドラマ「レボリューション」ってのがあります。シーズン2迄で打ち切りとなってしまいましたが、なかなか良かったです。オススメです。
「太陽フレア」絡みの映画なら「ノウイング」もオススメ! ニコラス・ケイジ出ています。話題のw。
今日もありがとうございました。