神社巡り 越中国一宮「雄山神社」編 越中国に4社ある一宮のうちの1社 ハート型の透かし文様って!?
一宮参拝7連続に伸びました!
地元愛知県である東海地方の制覇に向けて次は三重県の志摩国あたりなんだろうな~、と思っていた矢先にまさかの富山県への所用が転がり込んで来ました。
僕はコロナ騒動前まで北陸地方の石川県でリゾバしていたのでそこそこ北陸地方の主要神社は参拝済みなんです。
その北陸地方、富山県(越中国)には一宮が4社ありまして、うち2社(射水神社、高瀬神社)には既に参拝しております⬇️。
参拝出来ていない2社というのが「雄山神社」と「氣多神社」。
名古屋からとんぼ返りの富山入りで時間に限りがある為、ざっと計算してもどちらか1社しか参拝出来ないな~と悩みました。
この先石川県にリゾバで戻った場合、石川県寄りの富山県高岡市に鎮座する「氣多神社」の方が距離的に行きやすいな…行ける可能性の低い富山市東側に位置する「雄山神社」をチョイスすることに。
参拝してきました。
高速道路を使って名古屋から車で3時間程掛かります。前回の豊橋市の「砥鹿神社」までの2時間よりも1時間長い旅…運転は氣を遣うので休憩を挟みつつですが…帰りもまた同じような時間が掛かることを考えるとさすがに疲れました。
とはいえ参拝成就ということでまずは撮ってきた写真から。
鳥居
参道
本殿説明パネル
後由緒
石碑
表神門
神門くぐってからの境内
拝殿
本殿(左からの図)
本殿(右からの…)
摂社・末社
雄 山 神 社 (前立社壇)
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
天手力雄神(あめのたぢからおのかみ)
伊邪那岐神は云わずと知れた天地開闢、国産み、神産み、天照大神のお父さん、伊邪那美神のお兄さんであり夫でもある元祖神様。
天手力雄神は岩戸隠れの時に天照大神を引っ張り出した神様で、投げ飛ばした天岩戸が長野県の戸隠山になった…なんかの逸話で有名な神様。それゆえ戸隠神社の主祭神であったりもします。
「雄山神社」は実は三か所あります。
日本三霊山の一つ「立山」が御神体であるので、立山山頂に「峰本社」。立山は3,000m級の山で山頂まで行くのは冬場なんて無理!ということで麓に「芦峅中宮祈願殿」「岩峅前立社壇」の二か所があります。この三社をもって「雄山神社」。ただし三位一体の性格上どの神社を参拝してもご利益は同じとのこと。僕が参拝したのは一番低地の「岩峅前立社壇」。
観光地「立山黒部アルペンルート」で海外からの旅行者にも人氣のある「立山」は雄山(おやま、標高3,003 m)、大汝山(おおなんじやま、標高3,015 m)、富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2,999 m)の立山三山の総称で、「雄山神社」の名前はここから。
また立山は修験道の修行の場としても古くから知られていて仏教色も強く、神仏習合後の現在でも立山権現の名が残っている感じです。
ちなみに・・・
本地 阿弥陀如来
ということで、今回参拝した「雄山神社」は「一宮」。僕の「行ったことある神社リスト」の「一宮」部門が1ポイントアップ。
「神宮」「大社」 14/49 ⇒ 14/49。
「一宮」 19/95 ⇒ 20/95。
となりました。
灯籠
鳥居をくぐってすぐのところにこの灯籠があるんですが、参拝終わりの帰り道で氣付きました。
「あっ!透かし文様がハート型やん!こんなん初めて見た~」ってちょっぴりテンション上がりました。
普通は⬇️のように「○」と「☽」なんですが「♡」は初めて!
調べてみると…あるらしいです……「猪目(いのめ)」と言って、文字通り「猪の目」がちょうどハートを逆さまにしたような形(そうか!?そうでもないような…伊之助はハートの目してないよな…)で象徴として表され、魔除けの御利益があるとして昔から用いられていたようです。
もっと調べるうちに神社仏閣にはこの「猪目」、結構使われてるらしいことが判りました…今までの僕が見逃していただけかも知れません…。
過去に撮ってきた神社写真見直してたら・・・
やっぱり氣付いてないだけでした...。
「雄山神社」公式ホームページありますので良かったらどうぞ。
今日もありがとうございました。