琥太朗ブログ

色んなことをちょいちょいスピリチュアルな視点で捉えてみる話…てかオカルト的…陰謀論的な話とも云う。

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新しい環境で「水が合わない」体験をして、それまでの環境が自分にとって「水が合っていた」ことに氣付かされた話。捉え方ひとつで人生のサインにも思えてくる。

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 今日は「」にまつわることについて…

 以前も「水」について記事にしたことがありました。  

kotaroh.hatenablog.com

 

   「水」って人間にとって、ありふれた存在であるのと同時に無くてはならない存在ですよね。

 日本では蛇口を捻れば文字通り湯水の如く出てきますし、年齢などによって若干の違いはあるものの人体組成の「70%」が「水」であったり、地球の海と陸の比率が7:3であったり。「水」にまつわるこういった数字をほとんどの人が知っているという点から見ても、人間にとって非常に馴染み深い物質としての「水」。

 人間にとって身近で馴染みのあるがゆえに「水」という言葉を使った比喩的な慣用句がたくさんあるのも頷ける話です。

  • 水を差す
  • 水が入る
  • 水が滴る
  • 水となる
  • 水に流す 

 などなど、そのままの意味として使うことも出来るし、もう一つ別の意味合いを持った慣用句として使われることも多い「水」です。

 

 そんな「水」絡みの言葉水が合わないをつい最近体験したので、に焦点を当ててみようかと思ってしまいましたw。

 

 僕は現在に至るまで、5年間くらいリゾートバイトをしています。

 リゾバ先は長い所で3年、短い所で4ヶ月。全て契約満了。長い所は契約延長を重ねて…ズルズルと…いやッ!「水」に慣れて…居心地が良くてw。

 

 リゾバ先の会社は繁忙期に向けての要員確保や増員を望むため、この繁忙期間を含んだ「契約期間」を派遣社員との間で取り決める訳です。

 で、この「契約期間」は基本的には、1ヶ月とか3ヶ月とかの任期を全うするのが、世間で云うところの一般常識「社会人としての決まりごと」ではありますw。のっぴきならない事情で契約期間満了できないケースもありますが、満了が基本的原則です。しかし、現実的には「飛ぶ」とかいう表現で揶揄されたりするんですが、満了前に突然寮の部屋がもぬけの殻…居なくなったりするケースも散見される訳です。

 

 ま、「思ってた仕事と違う」とか「自分には馴染まない環境だ」とか、そういった理由だとは思うんですが、なにぶん急に居なくなるのでw、本当のところを聞いてみる機会も無い訳で…。

 実際、僕も「ここは…もしや…合わないのでは…」と思う所にも当たりましたが、二週間くらい経つと、意外にアウェイ感も減少してきて、それなりに何とかなるのを実体験してきました。どんなに「ここは…」とネガティブ思考が優位に立っていても「二週間は様子を見てみよう!きっと環境慣れして自分の心の持ちようも変化するはず…」という考えに至っていました。新たに着任してきた若い子がそんな感じの同じ様な悩みを打ち明けてくれた時、経験者である僕は「二週間待ってみっ!」というアドバイスが出来る程に。…二週間後、「そのとおりでした~」と笑顔で返してくれる子も結構いましたので、この法則・方程式にはそこそこ自信を持つに至っていた訳です。

 この二週間に何が起こるかと云うと…

  • 仕事全体の流れが見えてきて、次の予想も立つようになり、仕事面でも氣持ちに余裕が出て来る。
  • 同僚の中には隠れキャラ的に相性が抜群に良い人がいる可能性があるけど、お互いに人見知りの場合は、発見するのに時間は必要。これが二週間くらいでなんとなく分かってくる。
  • 今後も続いていくと思われる友人関係が築ける場合もある。
  • 最初は苦手意識の強かった人が、時間経過していくとともに意外に良い人だったことが判明する場合もある。
  • 生活に慣れると、生まれ育った環境と違う自然環境の方に目を向けれるようになる。自然の雄大さからの氣付きが得られるかも。

 人によって色々あると思いますが、二週間(位)様子を見るとこういった変化がみられ、氣付きも得られたり、今までとは別世界が広がっていく可能性もある訳です。

 で、二週間を待たずに早いとこ決断を下してしまうと、得られない氣付きもあって、勿体ないことこの上ない訳です。リゾバだと、はるばる遠くまで来ているのにです。

 なので、ある程度の様子見期間は必要なんではないかと思うんです。

  僕の5年というリゾバ暦の中で何度かあったリゾバ先変更でも、この「二週間の方程式」が全て成立して来たんです。環境に自分の波長を合わせていくのか、もともとその環境の波長が合っていたにも関らず、氣付くのに二週間掛かるのかの違いはあるんでしょうけど…。とにかく二週間が目安でした。 

kotaroh.hatenablog.com

 

 で、今年の3月より滋賀県へと移動したリゾバ先で、「ここは…」と薄っすら感じつつも、今までと同じように「二週間の方程式」成立の期待を抱いて、時間が解決してくれるんだろうと踏んでいたんですが……。

 

 これが「水が合わない」てヤツや~~~っ(汗)

 

 てなりました。

 

 慣用句「水が合わない」はこんな意味。 

その土地の環境になじめない。また転じて、組織などに適応できない。

その土地、氣風が自分に合わない。

新しい土地の風土になじめない。

 反対に「水に慣れる」は

環境に慣れる。

環境に順応する。

環境に馴染む。

 

 僕としては「二週間の方程式」までの間、精神的にも何〜か居心地悪い感を感じつつも、神社巡りや散歩などでそれなりに楽しみを見出そうとはしていたんです。

 二週間経過し、三週間経過しても心境の変化が見られず…これはおかしいかも…と。

 如何せん「水が合わない」ということにフォーカスし過ぎてしまったんでしょう…数々の細かい所も氣になり始めてしまって……例えば、寮に設置してあるWi-Fiルーターからちょっと距離があって電波の状態が常に「2」くらいで動画が止まりがち…大好きな温泉に入り放題とはいえ時間に制約があり、一日中入れる訳ではない…寮から職場まで徒歩で15分くらい掛かる…雨の日も雪の日も…寮の部屋の湿気が酷くてカビっぽい…賄いに必ず肉が出てくる…野菜不足…コンビニ・ATMが近くに無くて30分程バスに揺られての距離にしかない…ま、自分でチョイスして選んだ場所なんで、良い点に目を向けようとしての神社、散歩……なんですが、どうやっても「水が合わない」方が優勢勝ちしてしまうんです…そして、その他の要因である「リゾバ」=「自由」という僕の持論と、降って湧いたような新たな思い付き「そうだ、調理師の資格を取ろう!(因みに滋賀県に移動した時の思い付きは「そうだ!京都、行こう!」でしたw)が加勢して、コラボして、フューチャリングして契約満了を前にしてのリゾバ暦5年のなかで初の撤退が確定するに至りましたw。

 

 「水が合わない」「自由」「資格取得の目標」の勝利です。

 

 大人のたしなみとして「契約満了(当初5月末までの予定)」はしたかったんですけどね…。

 

 「自由」が何よりの特権である「派遣社員」「リゾートバイト」。

 社会的には不安定な処遇だけれども、それよりも「自由」「氣楽」をチョイスしている「派遣社員」「リゾートバイト」実践者(たぶんw)の僕としては、未だかすかに残っている「世間一般の常識」である「任期満了」に対して葛藤がありつつも、もし任期満了の5月末までの2ヶ月間「水が合わない」場所に居続けたら身も心も病に犯されるだろうな~w、世間一般の常識を氣にし過ぎて、身体壊してたら「派遣社員」で「リゾバ」してる意味ないな~w、水が合わなければ、いつでも撤退、退散できる身の軽さという「派遣社員」「リゾバ」のメリットを我慢してまで封印すべきではないな~と。

 

 「そうだ、調理師の資格を取ろう!」が降りてきた時w、飲食関係での実地経験が二年間必要ということは知っていたものの、もう少し詳しく調べてみると、ホールでの接客サービスは実地経験に含まれないことが判明……うへぇっ!?今まで5年間やってた料飲・接客サービスは対象外なん !? ってのを知って……(不確かではあるけれども、飲食関係の仕事を5年もやって来たことだし、あとは試験にパスすれば良いだけだと思い込んでいた...)小さなショックを感じつつも、頭の中に、以前いたリゾバ先の板長(料理長)の人柄、姿が浮かんできました…。

 僕の5年間のリゾバ経験の中で色んなところの厨房、調理場、板場を見てきた結果、固まった(偏った!?)イメージとして「自分はこの(料理人の)世界には馴染まないだろうな~」「波動悪~っ」と密かに思っていたんですが、僕のそんなイメージを翻してくれる厨房が一箇所だけ存在していたことに氣付いた訳です。

 普段そんなに行動の早くない僕なんですが、居ても立っても居られずにその板長に連絡してみると「受け入れOK!」の即答が返って来て…。事がトントン拍子に運んでしまって…。 

  

 ほんと今までの僕には有り得ないほどの急展開で事が運び(…どちらかというとウジウジと…違ッ!熟考型w)、実家が飲食店をやっていることもあって、飲食店の手伝いもそこそこ経験していた中で、僕の仕事選びの選択肢には「絶対無いな~」と思い込んでいた「調理師」…にも関らず「調理師資格を取ろう!」なんて、思いも寄らない方向へ舵が切られることに…。

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 で、現在また石川県にいる次第ですw。

 

 「水が合わない」を身を持って経験したからこそ、氣付けたんです。

 自分が属している環境で、比較的ノンストレスで日々を惰性のように過ごすうち、日増しに「代わり映えがない」「刺激が無い」という感覚が芽生え来て、その環境の良い点に目が向かなくなってしまうことがあるということに氣付いた訳です。

 良い点も、それが続いていくうちに、当たり前に…そして無感動を経て、これと云って良いところがない、つまらないところ、ってな感じで段々と悪い方へ麻痺していってしまい、現状に満足、感謝することがなくなってしまうんです。

 今になっての僕なりの解釈ですが、「他の場所を見て、過去のありがたい環境に氣付けよ~」とか「将来、奥さんとベジタリアンカフェをやれたらな~!その為に調理師資格を持っていた方が良いんじゃね!?」と口に出して言うほどでもなく、ただ漠然と持っていたイメージを現実化するための布石だったのでは !? なんて云う、何かしらの意味、サイン、導き、背中を押される...のように捉えてみると何か良い感じがしてしまうスピリチュアルな僕ではありますw。

 

 自分がどう捉えるかっていう部分でもあるんですけどね…。

 先程、例を挙げた「数々の細かい所」のネガティブ思考も捉え方によっては、良い感じに思える訳で…

  • Wi-Fiルーターの電波が弱い → 動画が観れず、読書が進んだw。
  • 職場まで15分歩く → 綺麗な朝日を拝めたw。ウグイスの鳴き声を聴けたw。
  • 賄いが肉 → 食事回数を最低限に減らせて、身体が引き締まったw。

 など、捉え方ひとつで正反対に思えることは思えるんですけど…。

 

 捉え方次第の部分もあるんですが、注意点も…

 「水が合わない」と感じつつも、捉え方を無理矢理変えて、我慢して…ごまかして…を続けてしまうと、精神的に多分参ってきます。後々は身体的にも病に犯されていくと思います。

 一般的常識の石の上にも三年とか世間体を氣にして、ブラック企業から抜け出せず、ノイローゼ、うつ病、最終的には自ら命を絶つ…なんて話も聞きますので、「水が合わない」と感じたら、自分の直感も駆使して撤退することも必要です。

 もし、そんな状況になったら、抜け出しにくい性格であることが自分で分かっているなら、土台として正社員という立場を求めるのではなく、いつでも「自由」な「契約社員」という立場で先手を打っておくのも良い手かもしれませんねw。

 こんな映画、観てみると良いかも。 

  

 ともあれ、僕は「水が合わない」を撤退のサインとして捉え、3月初めに移動した滋賀県のリゾバ先、1ヶ月を過ごした後、再度、石川県に戻って来た次第です。

 4月1日を移動日に当て、2日には石川県に入ったんですが、途中、滋賀県に移動した時から行きたいと思っていた神社2社への参拝も叶い、ちょっとした良い旅氣分も味わってました。滋賀県に移動していなかったら、なかなか足は運ばなかっただろうと思われる神社なので、やっぱり…w。

 「水が合わない」環境からの開放感ったらそりゃ~!!!良い旅氣分にもなりますよねw。

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 あっ!本当の物質としての「水」について、もっと触れたかったんですが、いつもより少し長くなってしまったので続きは別の記事にします。多分、次の記事…。

 

 今日もありがとうございました。