アニメ映画「プリンス・オブ・エジプト」観た。誰でも聞いたことのある有名人「モーセ」の話。 でも何をしたかは意外と詳しく知らない「モーセ」。一度観ておいても損は無いはず。
どうも、dTVHUBK(dTVヘビーユーザーの僕)です。
今回はアニメ映画「プリンス・オブ・エジプト」です。
- 発売日: 2018/02/01
- メディア: Prime Video
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1998年にアメリカで公開のミュージカル・アニメーション映画です。
アメリカのアニメというと、真っ先に「ディズニー」が頭に浮かぶんですが、この作品は「ドリームワークス・アニメーション」製作。
創業者の一人にスティーヴン・スピルバーグがいて「アンツ」「シュレック」などを製作した映画・アニメ製作会社。
因みにAmazon Prime Videoだと「吹替版」。
dTVだと「字幕版」「吹替版」両方で観れます。声優に「ヴァル・キルマー」「ミシェル・ファイファー」「サンドラ・ブロック」などが出演してます。僕はどちらかと云うと原語で「字幕」派なのでdTVかなw。小さな子どもと一緒に観るならそうも言ってられませんけどね。
本作品「プリンス・オブ・エジプト」の配信情報は2019年2月20日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。
ストーリーは、「モーセ」の生まれた頃から始まり、「出エジプト」までの経緯、あの有名な「海が割れる」場面を経て、ファラオ軍から逃れて、「十戒」の石版を抱えた「モーセ」の姿が映し出される場面までです。
旧約聖書の「出エジプト記」の記述に基づいて構成されています。ただし、「モーセ」の話で有名な「契約の箱」の方は登場しません…。
しかし、「モーセ」の生い立ち、兄弟姉妹、ヤハウェとの契約に至る経緯など意外と知らないことも詳細に知ることが出来ます。
「海が割れる」シーンはもの凄くキレイで一見の価値あり!
そもそも「モーセ」って、ユダヤ教徒でもなく、キリスト教徒でもない日本人にとっては、世界史の授業で習うくらいの、聞いたことあるだけのあまり馴染みがない存在な訳で、あまり詳しくは知りませんよね。
有名エピソードの「海が割れる」とか「十戒」「契約の箱」は知っていても、「シナイ山」とか「アロンの杖」とかになると、オカルト好きな人くらいしか興味を示さない感じになるかと思います…日本ではw。
ユダヤ教の成立は、この「モーセ」がエジプトで奴隷として扱われていたヘブライ人を脱出させ(出エジプト)、シナイ山で神ヤハウェと契約を結ぶことで始まる訳ですが、この後からオカルト界でも人氣で鉄板wの「ユダヤ」に関するネタ、単語が続々と登場して来ます。
- イスラエル12部族(支族)
- ヘブライ王国
- ダビデとソロモン
- 北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂
- イスラエル王国がアッシリアに滅ぼされる(失われた10支族)
- ユダ王国が新バビロニアに滅ぼされる(バビロン捕囚)
- イエス・キリスト誕生
- ローマ帝国によってユダヤ消滅
国を持たない民族ユダヤ人は離散して、色んな国に住み着くことになって、1948年のイスラエル建国に至っています。
この離散した「ユダヤ人」は、様々な国で、歴史の色んな場面で登場、影響を与えてきます。
「旧約聖書」の「モーセ五書」が、キリスト教はもちろんイスラム教でも重要視されていることからも、世界には「ユダヤ」が元となり、関りの深いことがたくさんあります。
とまあ、「ユダヤ」に関しては知れば知るほど、そこからまた色んなことに派生して行って、興味が尽きることなく広がっていきます。
「ユダヤ」はオカルト&スピリチュアルのネタとしてもかなり重要な要素です。てか、掘り下げていくとかなり面白い分野です。
アシュケナジー、スファラディ、日ユ同祖論、伊勢神宮の灯篭にダビデの紋章…
そんな「ユダヤ」の起点となる「モーセ」なんですが、その「モーセ」の生い立ちなどを分かりやすく知ることが出来るアニメ映画「プリンス・オブ・エジプト」。今から20年前の作品ですが、一般教養としても役立つし、世界の成り立ちを理解するヒントにもなると思いますので、一度は観ておくと良いかもですね。オススメです。
おまけ…
「モーセ」は 120歳で亡くなり、死海の東モアブの谷に葬られたと言われています。
…が、石川県羽咋郡宝達志水町の「モーゼパーク」に「モーゼの墓」があると云うw。
今日もありがとうございました。