鹿児島県のとある住所に目を疑った、という他愛のない話。
先日、ネットで調べものをしていた時、ある漢字の羅列が目に留まりました。
僕、結構誤字脱字などが氣になるタイプなんです。
ちゃんとした出版社のちゃんとしてそうな本でさえもたま~にありますよね!?誤字脱字、漢字の間違いや送り仮名の間違い。
見付けた時はその旨良き所へ良きように連絡したりした方が良いのかも知れませんが、いろいろ面倒なことになりそうやし、プロと云えども魔が差す程度の間違いはある訳やし、こんなこと書いてる僕も自分の過去記事を読み返していると結構やらかしてたりもする訳で…まあ、そんなに目くじら立てなくても意味が分かるのならそれで良いんです。
ただ、今回の目を疑うくらいのミステイク感の高い文字の羅列が飛び込んできた時には「ええぇ~ッ!?」となった訳です。
「なんだこれ~w」とあまりのコント仕様に「酷いなぁ~流石に間違いやろ~~コピペし過ぎやな~~…ワンチャンうけ狙い!?」と思ってしまった位の代物でした。
その文字の羅列というのがこちら…
とある場所の住所なんです…
まず初めに思ったのが「志市!?こころざしし!?そんな市あったっけ!?」。
…にしてもコピペし過ぎやろっ!そして書いた人、もっとちょっと見直そうぜぇ~っ!と上から目線で思いました。
……でもよくよく見てみると
「志布志市志布志町志布志・・・」
「布~!!あっ!志布志…市!」
と氣付きはしたものの、自分が氣付かなかったことは取り敢えず棚に上げながら、まだ、そんな「市」あったっけかッ!?見たことも聞いたこともないな~!と思ってしまった僕。
もっとよく調べてみると……
すみません、ありました。
鹿児島県に「志布志市(しぶしし)」という「市」、確かにありました。
⬇️ココ。
現在リゾバ生活で行きたい土地に行くことが可能な身ではあるものの九州地方には未だに行ったことがない僕なので大変恐縮ですが今回初めて「志布志市」の存在を知った訳です。
とは云え、前職の時の同期に鹿児島県出身の二人組が数ヶ月泊まり込み研修の際に同部屋だった為、鹿児島あるあるを少ないながらも蓄積してはいたんです。
良く聞いていた「鹿児島あるある」は桜島の火山灰と共生するのが日常の生活環境であることとか、奄美大島は沖縄っぽいイメージがあるけど実は鹿児島県!ってこと、鹿児島弁で喋る二人の会話は「外国語」状態で全く聞き取れないぞ…ということなどなどであって……「志布志市」にはかすりもしていなかったので今回本当に初めてその存在を知った訳です。
で、さらに調べてると…
「市」の次に来る「町」にも「志布志」があり~の、その次の「字(あざ)」にも「志布志」があり~のw!!!
ここで「間違いじゃないんや~~~!コピペし過ぎじゃないんや~~~!」と氣付かされた次第です。
それにしても見た目のインパクトが凄い住所があったものです。目の錯覚クイズに使えそう…。
ここに住んでる人たちは自宅の住所書く時どう思ってるんやろうな~!?とか、やっぱり「面倒くさッ!」とか思ってるんやろうな~とか、回数多く書いたりしてしまうことあるんやろうな~とか、『布』の位置と『市』の位置をてれこにしてしまったこと一回はあるんやろうな、とか思ってしまったのは云うまでもありません。
そして…
「志布志市役所 志布志支所」があって、ここの住所はというと、なんと…
郵便物送るとなると当然宛名に「志布志市役所 志布志支所」が加わり、何回「志布志」を…......。
何回も同じ字が登場して、良く似た字も混ざってきて……絶対1回多く書いたり足りなかったりした人がいただろうことに確信を持ったことも云うまでもありません。
逆に慣れ過ぎて間違いがあっても見逃すこともあるだろうな、とも。
さて問題です。
「志布志市役所志布志支所 志布志市志布志町志布志二丁目1番1号」
と
「志布志市役所志市志支所 志布志布志布志町志布志二丁目1番1号」
上の二つの違いはどこでしょう!?
パッと見、判んなくないですか!?
よく目を凝らして見ると……上段は正解です。間違いはありません。
下段はというと…
「志布志市役所志市志支所 志布志布志布志町志布志二丁目1番1号」
太線の部分に間違いが潜んでいます……氣が付かないですよね!?てか氣付こう、間違い探してやろうなどという無駄な行為をしようと思わないですよね、きっと…地元の方は…慣れ過ぎて…日常からくる麻痺で。
と、まあ、なんということもない記事なんですが、思ってもみない想像を越えるインパクト抜群の住所ってのが存在して、ちょっとしたサプライズ感があったので記事にしてみました。
神社好きの視点からみてしまう習性から、志布志市は令制国でいう日向国にあたるようで、一宮「都農神社」とか「霧島神宮」「鹿児島神宮」「鵜戸神宮」が氣になって調べてしまっていたこともお伝えしておきます。
…遠っ!
ちなみに漫談家の綾小路きみまろさんが志布志市出身(旧鹿児島県曽於郡松山町)だそうです。
今日もありがとうございました。