春 陽気 三寒四温 そして 鰤起こし(ブリオコシ)
最近、猛烈な「眠気」から、春の訪れを薄々感じてはいましたがw、ポツポツとお日様にお目にかかれる温かい日も増えてきて、もうあと少しですね。
日中、出掛ける時に今までのように防寒の厚着をして行ったら、汗かいてしまう位の陽気。いよいよ、散歩も本格的に出来るな~!と。
今までの大雪で引きこもってた分、街の散策もしたいし、近くの砂浜まで行ってアーシングしたいなぁ~!なんて思ってます。
「春」というと「三寒四温」っていう言葉を思い浮かべるんですが、ちょっと調べてみました。ついでに、子ども服の「3can4on」を思い出してしまうことも…www
「三寒四温」...
冬季に寒い日が3日ほど続くと、その後4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるという7日周期で寒暖が繰り返される現象。
なんですが、元々は中国北東部や朝鮮半島に典型的に現れる現象で、日本では一冬に一度現れるかどうかのため、最近では春先に低気圧と高気圧が交互にやって来た時の周期的な変化、という意味合いで使われている。
...とのこと。
間違った認識してました(汗)。
なんか、四文字熟語的な…昔からの知恵的な…感じの印象だったのに「近年では本来の意味から外れて…」の方で理解してました。
調べてみて良かった(ヒュ~)。この先もずっと勘違いしていく羽目になるところでした。
ま、勘違いしてるもん同士で意味が通じるんであれば、別に問題ないとは思いますが(笑)。
「三寒四温」調べてる時に、「鰤起こし(ブリオコシ)」なる言葉が「北陸地方」という言葉とともに、目に入りました。
「鰤起こし」とは...
北陸地方では冬に雷が発生します。専門的には「冬季雷(とうきらい)」と云うそうです。
で、この冬の雷のことを北陸では「ブリ起こし」といい、寒ブリの大量を予感させる合図のようなものだそうです。漁師にとっては朗報のような感じでこんな感じのネーミングなんだと予想も出来ますね。
僕は愛知県生まれ三重県で生涯の半分を過ごして来た、太平洋側人間wですので、「雷」は夏のもの!っていう感覚がありました。
今回、冬の北陸地方に初めて住むことになり、実際、爆音を聞いた後、雹(ひょう)や霰(あられ)が降り始めたのを目の当たりにしました。そして、大雪……爆音を聞いて「雷!?」「冬に!?」と思ってたんですが、北陸地方はあるんですね!「冬の雷」。
北陸電力のサイトに「北陸の雷の特徴」として詳しく説明してありました。
北陸では冬でも発雷する。
エネルギーの大きな雷が多い(夏の雷の100~数百倍)。
落雷数は少ないが、一日中発雷する(雪やあられの前触れが多い)。
石川県金沢市の月別雷日数を見てみると...
12月は7日、1月は6日で7,8月は3日。
冬は夏の倍の日数。
夏より冬の方が多い…一般的な感覚からだと予想外ですよね(汗)
因みに、冬季雷は日本以外ではノルウェー大西洋沿岸にしか見られない珍しい気象現象だとか。
そして、日本では日本海側、なかでも新潟県から福井県にかけてが最も多いらしい。
一年間で最も雷日数が多かったのは石川県金沢市で2005年に72回も記録っ(汗)!
そんな珍しい場所付近に引っ越してきましたが、何か!?(笑)
今日もありがとうございました。