琥太朗ブログ

色んなことをちょいちょいスピリチュアルな視点で捉えてみる話…てかオカルト的…陰謀論的な話とも云う。

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自然療法 東城百合子著「家庭でできる自然療法」

 自然療法の大家、第一人者と言われる東城百合子さん。聞いたことありますか!?

 

 まずはWikipediaで、と思って調べましたが、無かった(汗)。

 ホームページは!?無いようです……。

 

 ということで、別のサイト(【東城百合子先生の書籍】自然療法の関連商品も数百種取扱中! | びんちょうたんコム)から引用します。因みに⇧の「びんちょうたんコム」は本物志向の商品いっぱいです。

大正14年岩手県に生れる。

昭和17年、当事日本の栄養学の草分けだった佐伯矩博士に師事、栄養士となる。

昭和24年重症の肺結核となり、玄米自然食によって白らの病気を克服する。以来自然食を主とした健康運動に力をそそぎ終戦後の混乱のさめやらぬ沖縄にわたり、沖縄全島に健康改革の灯をともし、沖縄の健康運動に力をそそぐ。
世界的な大豆博士といわれ、当時国際栄養研究所所長、国連保健機構理事、W・H・ミラー博士に師事。いよいよ健康改革運動に情熱をもつ。
昭和39年沖縄より帰京、東京に居をすえて、出版活動、自然食料理教室、栄養教室、講演活動と自分を育てるために啓蒙運動に力をそそぐ。
昭和48年5月、月刊誌「あなたと健康」を出版し、以来出版活動を中心に運動を進め今日に至る。

      

 

 マクロビオティック桜沢如一さんといい、東城百合子さんといい、大体、自らの大病経験からの克服が元になってますね。「これをみんなに伝えたい!」と。

 

 で、東城百合子さんの代表的著作が

 

 「第920版」まで増刷されているらしいです。

 他の本でそんなの見たことない(汗)。凄いですね!

 

 この本、書店ではなく健康食品店に置いてあったりします。書店にもあるとは思いますが健康食品店のほうが確率高いと思います。それほど健康食品界ではバイブル的な本なんです。奥さんも持ってます。

 因みに、この本、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の劇中に登場しているのを目ざとく見つけたのを憶えていますw。

   

     

 

 然療法とは何かというと、「薬を使わず、人間が元々持っている自然治癒力を食品、生活習慣、運動などで改善する。」

 ここで、「薬」というのは現代の化学薬品のことを指し、「食品」には漢方薬のような薬草、野草などの、副作用の出にくい、自然の生薬も含まれる、かと。

 アロマテラピー、ハーブ、カイロプラクティック鍼灸治療、インドのアーユルヴェーダなんかも自然療法になるのではないでしょうか!?心身全体に調和を取り戻して、免疫力、自然治癒力を高めていく、という。

 

 この本には「食養生」「手当法」「体操法」などが多岐にわたって紹介されています。昔から伝統的に伝えられてきたおばあちゃんの知恵的な感じですかね。自然の生命力の恩恵を受ける技みたいな…

 奥さんが東城さんの「家庭で出来る自然療法」に載っている(はず...)「生姜湿布」で愛娘の「手当」をしていたのを、また、素直~にそれを受けている愛娘の姿を見ながらほっこりした気持ちになったのを思い出します。

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 現代の医療は西洋医学が主流で、症状(痛み、熱など)に対して、それを止めるための方法として、薬品を使うのが一般的です。対症療法です。

 

 が、痛みや熱が出るのは、人間の身体が、おそらく必要なこととして出しているにも関わらず、それを即効力のある薬の力でねじ伏せる感じ。

 

 なので、病氣が身体全体に影響を及ぼしていたとしても、ある特定部分の痛み、熱をその症状だけを止めるための特定の薬品が、物凄く効果を発揮しているように見えるんです。ただ、根本的な治療は出来ていないので、違う部分に別の症状が出たり…裏目に出てその薬品による副作用が出てしまう場合も。

 

 基本的に病氣は、その原因を治さない(根治しない)と時間を置いて再度発症したり、違う症状で表れたりする訳です。なので、習慣を見直したり、免疫力、自然治癒力を回復、増進をしなければ完全な治癒は難しいと思われます。

 

 痛みは「そこ!無理させずに安静にしといてや!」と訴えてたりw、発熱は体温を高めて免疫力を活発にさせ、悪玉達を退治している訳ですから、それを止めるのは自分の首を締めているようなものです。

 

 因みに、低体温は免疫力が極めて弱いサインです。今時は、低体温を「か弱い女子」の代名詞みたいに、半ば自慢のように言っている人が散見されますが、実は免疫力の弱まった病氣予備軍なんですよね…どんな病氣にもなれてしまう可能性が…(汗)。

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 ただ、全ての西洋医学を否定するわけではありません。

 普段の生活の中で「今日だけは休めない!少しの間だけでも頭痛を止めたい!」という場面もあるでしょうし、「事故で足の複雑骨折をしてしまって、緊急手術!」とかの突発的事態もあるでしょうから、場面によっては、長期的な治療に向いている東洋医学、自然療法よりも格段に力を発揮することと思いますので、臨機応変にチョイスする!という考えも大事かと…。

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 自然療法をやってみたい、知っておきたい!と思う方は東城百合子著「家庭でできる自然療法」を常備薬wのように手元に置いておくのはいかがでしょうか!?

 

 

 

 「おおかみこどもの雨と雪」の「自然療法」登場場面を探索していたら、全部観てしまった僕でした......。

 

 今日もありがとうございました。