琥太朗ブログ

色んなことをちょいちょいスピリチュアルな視点で捉えてみる話…てかオカルト的…陰謀論的な話とも云う。

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不登園 から~の 不登校 その① 

 

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 愛娘は4歳から幼稚園に通いだした。

 いわゆる2年保育の年中から。

 奥さん曰く、母子の間柄は以心伝心、一心同体。滅茶苦茶仲良しで、一時も離れた事がないような感じ。しかもまだ、オッパイを飲んでいた(賛否両論あると思うけど、母乳の重要性に重きを置いている今は良かったなぁと思っている)。

 愛娘は結構我慢強く、強がり、負けず嫌いな所もあったが、半日も離れるのだから、大変心細かっただろうと思う。

 

 何か月か経過した後、愛娘が「幼稚園行きたくないッ!」と言い始めた。

 

 まあ、寂しいんだろうなと思いつつ、「親離れ、子離れの為」と頑張って行くように諭しながら送り出す日々が続いた。

 

 愛娘の「幼稚園辞める...」と言うセリフに「幼稚園は辞めれないんだよ」という、事実とは異なる、大人の都合による嘘で諦めさせようともした。

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 そのうちに、夜、寝入った所でしくしく泣きはじめるようになってきた。涙を流しながら。本当に寝てるのに。泣いたフリで同情を誘っているのとは明らかに訳が違った。こんな状態は「絶対におかしい」と、奥さんは女の直感も働いてか、「何かある!」と感じたようだ。

 

 問いただすも、愛娘の負けず嫌いの性格が災いしてなかなか白状せず、判らない。やっとの事で聞き出した理由が、幼稚園の担任による虐待だった。これには奥さんも参ってしまった。

 

 父親の僕はというと、「そんな大袈裟なッ!指導の一環でチョットした軽めの体罰やろ。」と愛娘の虚言だと思い込もうとして、否定していた。

 

 ところが愛娘と以心伝心の奥さんは反撃に出る選択をした。「優しい」「大らか」「おっとり」「自信無さ気」であった奥さんが......母は強し(驚)。

 警察、弁護士、市会議員、教育委員会など解決策を見出そうと色々と駆け回った。そんな奥さんの姿を見た僕も、完全に愛娘を信じる事にするという決断を。

 が、世間は残念なくらいの事なかれ主義。正義はないと痛烈に思い知らされるだけ。どちらかと云うと権力に握り潰されるという感じ。

   

 このまま打開策が無ければ、不登ならまだしも、学校も行けなくなり、愛娘の将来はどんな事になるんだろう!?と不安になる毎日。事情が漏れ伝わったと思われる周囲のご父兄様も「モンスターピアレンツ」を見るような感じで距離を置いていく。 

 

 幼稚園園長、教育委員会とも何度かやりあったけれども、埒が明かない。堂々巡りとはこう云う事なんだと再認識させられるだけ。

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 こんなこともあった。愛娘も同席している中で市会議員に相談する機会のこと。

 その市会議員の「話を真剣に聴いくれている」態度に奥さんは「なんとかなるかも!」と良い感触を持ったらしい。

 しかし、興味深いことに、帰宅途上、愛娘がボソッと『あの人は助けてくれないよ。』と、見透かしたように冷静に言ったらしい。結局、そうだったんだけど、愛娘の人を見抜く力には我が子ながら「凄い!」と思った。きっと、魂レベル・霊性が僕なんかよりずっと上のヤツなんやなと......

 

 傍から見れば「子どもがわがまま言っているのを親が真に受けているだけ」「虚言癖の子ども」と言われる様なことかも知れない.........。、何がどうあろうとも、親である僕と奥さんが愛娘の味方になって信じてあげなければ、家族である意味がない。完全に味方になることを決意し、不登校という選択肢も受け入れた訳です。

 

 今となっては、「お上は絶対じゃない!」とか「世間の常識に染まろうとするととんでもない結果にもなり得る!」とか色々考えを改めさせる機会を与えてくれたことに感謝しているくらいで、愛娘の存在をソウルメイト的に感じている次第です。

 

 だって、小さな子どもが身を犠牲にして(夢に出て来る位の悲しい出来事を一人で背負ってたんですよ!「死にたい」とかボソっと言うんですよ!今思い出しても泣けて来ます......)、人間としての経験が明らかに多い、大人である僕達夫婦の考えを翻すほどの事をするんですよ!魂的には格段に上だと本気で思っています(笑)。

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 子どもの存在が、僕の中の常識を大きく変えたのは事実ですし、それで変わるのも悪くないな!それこそ魂の叫びかも!?と思うに至った訳です。

 

 

 ちょっと長くなりそうなので、その②へ続きます......

 

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 今日もありがとうございました。