ドキュメンタリー映画「オーシャンズ」を観てイルカ・シャチ好きな愛娘が言ったこと
例によってdTVサーフィンで何を観ようかと思案中…「オーシャンズ」が目に入りました。
ブラッド・ピッド、ジョージ・クルーニーの「オーシャンズ11」ではないですw。
こっちのドキュメンタリー映画の方です。
2009年のフランス映画。日本は2010年公開。
そう云えば、これ映画館で家族3人で観たな~!と。
愛娘は海生哺乳類のイルカやシャチが大好きでよく水族館にイルカ見に行ったり、イルカのぬいぐるみをアホほど持ってましたw。
で、ある休日にイオンモールに出掛けた時イオンシネマの映画館で「オーシャンズ」と云う海の動物のドキュメンタリー映画がやっていたので飛び込みで観ることに…
愛娘が6歳の頃です。
はじめての映画館体験でしかも大好きなシャチが出て来る映画でどんだけ喜ぶだろう!?と期待しながら、僕と奥さんの間に座らせて目が「ランラン」になるのを期待して横目で愛娘の表情をチラ見してましたw。
シャチ登場で案の定「ランラン」の目を確認!
愛娘の頭越しに奥さんと「やったぜ!」とニンマリしながらアイコンタクト。
良かった~!と思いながら観続けていると…
ドキュメンタリー映画は自然の厳しさ、真実を映し出します。
シャチが砂浜のアザラシに狙いを定め、氣付かれないように慎重に…そしてダイナミックに捕食する場面が……
その時愛娘が「ダメ~~~~」と弱々しく声を出すのを聞いてしまい、ふと愛娘の顔を見ると目を潤ませて今にも泣き出しそうな顔をしているのを見てしまいました。
我が愛娘、アニメ「七つの海のティコ」を何度も何度も観ていてシャチのイメージを「優しくお茶目で可愛らしい」ような感じで捉えてたと思います。
優しいイメージの大好きなシャチがアザラシを荒々しく捕食するという違った一面を目にして「こうであるはずだ!こうあってほしい!」という願望にも似た半ば悲鳴のような愛娘の「ダメ~~~~」という言葉。この時の声色と涙ぐむ顔のことを鮮明に思い出します…。
「なんて素直に感情を表すんだろう!優しい子やな~!」と、大人になって擦れてしまって、何でも冷徹に現実を受け止めてしまうようになっている自分を省みるきっかけを与えてくれた場面でした。
子どもと接していると色々と振り返って考えさせてくれますw!
「優しい氣持ちを思い出させてくれてありがとう!」なんて言いたくなります。
観たことがある人は分かるかと思いますが、映画「オーシャンズ」は淡々と過ぎていきます。映像は綺麗です。海の世界がとっても……
僕が子どもの頃は「野生の王国」ってドキュメンタリー番組を毎週興味津々で観てたのを思い出します。確か金曜日か土曜日の夜19:00位にやってて、ちょうど晩御飯を食べ終わった頃、家族みんなで観ていた記憶が...。
この番組で自然の雄大さ、厳しさを学んだなぁ~!と。
この「野生の王国」の頃より、映画「オーシャンズ」は俄然映像が綺麗です。
海好き、イルカ好き、シャチ好き、クジラ好きの方は観てみるのも良いかもですね。
とは云えドキュメンタリー映画なので厳しい場面も登場するもの忘れないように注意です。
今日もありがとうございました。