不登園 から~の 不登校 その② グッジョブ!
...のつづき
「不登校という選択肢もあり!」と納得しつつも、「インターナショナルスクール」「海外親子留学」「ホームスクーリング」とか色々調べたりもしました。
そのまま幼稚園に行くこともなく、小学校入学の時期が迫ってきた頃、奥さんの学生時代の友達がちょうど1年生の担任をするという情報をゲットし、そこへ逆単身赴任のような形で奥さん&愛娘が引っ越し、最低限の条件である「虐待のトラウマがフラッシュバックしないと思われる」小学校に入ったけれども、不登校気味へ。
奥さんが体調壊して入院した(愛娘も同部屋に付き添いという形で入院)先でも、事情を話した上で受け入れてくれる学校があり、試したけれども不登校気味へ。
チャンスを与えてくれた、この両学校の校長先生、担任の先生、特殊学級の先生には感謝しています。
結局、愛娘は小学校にはあんまり行かなかった。
多分、楽しくないんだと......。先生に言われた事をやるのが疲れるんだと思う。たまに先生が言ってることが間違っていると分かるらしい(笑)インディゴとかクリスタルチルドレンか!?とかなんとか……www
僕や奥さんは「学校は行かなきゃいけない所」として毎日来る日も来る日も通っていた。むしろ風邪なんかひいて少し体調悪いの日でも無理して通ったものだ。
親が疑いもなくやって来た事を、親である僕達の考える常識を根底からひっくり返して見せるって凄い!と思いませんか!?僕達に何かを伝えるため、教えるために生まれてきてくれたんだとしか思えない......(笑)
ただ、不登校気味の小学校にも、気分によってはたま~に行くので、それなりに友達も出来、中学校には行く下地が出来てしまったようです。
今、中学2年生です。学校行ってます。最近は驚くほど行ってます。
中学の最初の頃「先週は何勝何敗!?」って聞くと「3勝2敗!」とか「4勝1敗」とか言って、笑いながら休んだ事を報告してくれました。逆に僕の方から「どうせ休むんなら、月曜日にして土日月の3連休作戦にしたら!?」とか「真ん中の水曜日にした方が、飽きなくて良いんじゃね!?」とかアドバイスすると「そっか!」「なるほど!いいねぇ!」とか明るい返事も帰ってきたり(笑)。
でも、最近はほぼ休んでないんです。理由を尋ねると「休んだ次の日、ノート写したり色々面倒くさいから」って(汗)。「あかん!世間の当たり前に毒されて来てるやん!」「もっと、休んだほうがいいんと違う!?」と逆に心配になって来てしまうくらいです。
中学校で試験前にはそこそこ試験勉強したりしているみたいですが、やはり楽しくはないみたいです。愛娘は小さな頃から「工作大好き」で夢中になると、よくベロを出していました(笑)。呼びかけても「あっちの世界」に行っているようで返事が無かったし......。今は絵を描いてるとベロが出てきます(笑)。
愛娘には、世間の常識である学校の勉強より、夢中になってベロが出るような事をいつまでもやっていってほしいなァ!と思います。
僕は学校の勉強は世間の常識に惑わされて来たおかげで、中学校くらいの勉強ならオール5位で乗り越えてきたこともあって、今では愛娘に「本気で集中したら、中学校の勉強くらいなら、数ヶ月もあれば教えてあげられるから、もっと学校休んでベロ出るような事をやったら!?」とそそのかしています(笑)。
愛娘は「そうなん!?」と安心した表情をしてくれます。
でも「ベロ出して~へんしっ!」と反抗してきますが......。
よくよく考えたら、「チョットした学歴の為だけにして来て、何の役にも立ってないと思っていた学校の勉強も、このセリフを言うためだったのか!?」と気付きましたwww。
奥さん&愛娘が本屋さんに行った時のコト…
『たのしい幼稚園』という本を目にした愛娘のひと言「◯◯(愛娘の名前)は楽しくなかったけどなッ!」
と自虐的に笑いながら言っていたよ!と奥さんから聞いて、自分の中で解消してきているんだなぁ!と僕は胸を撫で下ろしたのを思い出します。
今では、「不登校の方が良くねっ!」と本気で思っている僕ですが、こんな考え方に変わるなんて思いもしなかった。
世の不登校で悩んでいる子どもたちが「死にたい」なんて考えず、「学校なんか行けなくたって大したことない!」「行かなくて正解!」と思えれば、と切に願います。
だって、生まれて来てること自体が十分奇跡だ!ということと比べたら......学校なんてちっぽけ。
この先、高校とか大学とかの選択の時期が来て、外野(特に世間の常識の代表選手である爺様婆様たち…(笑))の声も色々あるだろうけど、親である僕達が愛娘の完全なる味方になることは間違いないです。
色々あったけど、愛娘グッジョブ!です。
愛娘、生きていてくれるだけで感謝です。ありがとう。
当時この本参考になりました。
今日もありがとうございました。